地域密着型の税理士事務所が相続に取り組むメリット|地域で選ばれるには

相続は、地域密着型の事務所にこそ向いている業務です。 相続の相談は「近くで・顔が見えて・信頼できる先生に」という性質が強いからです。 私の事務所も、地域の信頼を土台に相続部門を伸ばしました。

結論:地域密着は相続の最大の武器になる

地域密着が相続で強い理由は3つです。

1. 近さの安心:相続は対面の相談が多く、近い事務所が選ばれやすい
2. 信頼の蓄積:地域での評判・紹介が積み上がる
3. 連携のしやすさ:地域の司法書士・不動産・金融機関と組みやすい
大手にはない「地域の信頼」が、相続では強い差別化になります。

なぜ地域の強みを活かせないのか
・地域での発信がない:存在を知られていない
・連携先と組んでいない:紹介ルートが地域にない
・専門性を打ち出していない:「相続の相談先」と認知されていない

具体的な進め方

① 地域で相続の発信をする
セミナー・相談会・地域メディアで「相続の相談先」として認知を作ります。
(→ 子記事「相続セミナーから個別相談につなげる導線設計」へ)

② 地域の連携先と組む
司法書士・不動産・金融機関と地域で連携し、紹介を双方向にします。
(→ 子記事「相続案件を紹介してもらうための提携先開拓の考え方」へ)

③ 専門性を打ち出す
「この地域で相続なら、あの事務所」と認知される専門性を打ち出します。

④ 信頼を積み上げる
丁寧な対応と評判で、地域での信頼を蓄積します。

よくある失敗例

・発信しない:存在を知られない
・連携しない:地域の紹介ルートを逃す
・専門性を出さない:相続の相談先として想起されない

事務所で実践するためのチェックリスト

□ 地域で相続の発信をしている
□ 地域の連携先と組んでいる
□ 相続の専門性を打ち出している
□ 評判・紹介が積み上がっている
□ 「地域の相続相談先」として認知されている

体系的に学びたい先生へ

地域密着は、活かし方を知れば相続の最大の武器になります。相続特化事務所マスター講座では、地域での発信・連携・専門性の打ち出し方を、現物とともに体系立てて学べるようにしています。

よくある質問(FAQ)

都市部の大手に勝てますか?

相続は近さと信頼が効く業務です。

地域密着の強みを活かせば、大手とは別の土俵で選ばれます。

何から始めればいいですか?

地域での発信と、連携先1〜2業種からです。認知と紹介ルートを作ります。

小さな町でも需要はありますか?

続はどの地域でも必ず発生します。地域で信頼される事務所には相談が集まります。

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この記事を書いた講師
税理士 中垣健

中垣健税理士事務所 所長

中垣 健 なかがき けん

株式会社未来経営 代表

愛知県岡崎市生まれ。明治大学商学部卒業後、税理士・行政書士として2008年に開業。中小企業の経営支援から税務全般、事業承継、相続・贈与対策まで幅広く対応してきた。正攻法で税務調査リスクを抑える相続税申告を強みとし、相談者一人ひとりに寄り添った支援に定評がある。現在は税理士向けに「相続特化事務所マスター講座」を開講し、実務と教育の両面で活動している。

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