相続税申告の受注率を上げる初回相談のポイント|受任率を上げるには

問い合わせは来るのに受任に至らない—原因の多くは初回相談の進め方にあります。受任率は才能ではなく、相談の「型」で決まります。私も型を持ってから、受任率が安定しました。

結論:受任率は「不安の解消 × 道筋の提示 × 価値先行」で上がる

受任率を上げる初回相談の要点は3つです。
1. 不安を解消する:相手のいちばんの不安を引き出し、受け止める
2. 道筋を示す:何をどの順で進めるかを具体的に示す
3. 価値を先に伝える:費用の前に価値を伝える
「この先生なら任せられる」と感じてもらえれば、受任は自然と決まります。

なぜ受任率が上がらないのか
・説明から入る:相手の不安を置いてくる
・道筋が曖昧:「考えておきます」で終わる
・価格を先に出す:高く感じさせる

具体的な進め方

① いちばんの不安を引き出す
聞くことから始め、相手の本音(争い・期限・手続きの不安)を引き出します。
② 状況を整理して道筋を示す
聞いた内容を整理し、何をどの順で進めるかを示します。
③ 価値を伝えてから費用を出す
価値が伝わった後に費用を説明します。
(→ 子記事「相続税申告を高価格で受任するための説明方法」へ)
④ 型(スクリプト)を持つ
毎回ぶれないよう、初回相談の流れを型にします。
(→ 子記事「相続相談を契約につなげる初回面談の進め方」へ)

よくある失敗例

・説明会になる:相手を置いてくる
・道筋が曖昧:決め切れない
・価格先行:高く感じさせる

事務所で実践するためのチェックリスト

□ いちばんの不安を毎回引き出している
□ 状況を整理して道筋を示している
□ 価値を伝えてから費用を説明している
□ 初回相談の型(スクリプト)がある
□ 受任率を記録し改善している

体系的に学びたい先生へ

受任率は型で安定します。相続特化事務所マスター講座では、受任率を上げる初回相談の型・トークを、現物とともに体系立てて学べるようにしています。

よくある質問(FAQ)

営業が苦手でも受任率は上がりますか?

上がります。

売り込みではなく「聞いて整理し道筋を示す」型なので、苦手でも実践できます。

受任率の目安はありますか?

以下の通りです。

案件によりますが、型を持つと相談からの受任率は安定して上がります。記録して改善するのが基本です。

その場で決めてもらえません。

以下の通りです。

道筋(何をいつまでにどの順で)を具体的に示すと、相手が動きやすくなります。

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この記事を書いた講師
税理士 中垣健

中垣健税理士事務所 所長

中垣 健 なかがき けん

株式会社未来経営 代表

愛知県岡崎市生まれ。明治大学商学部卒業後、税理士・行政書士として2008年に開業。中小企業の経営支援から税務全般、事業承継、相続・贈与対策まで幅広く対応してきた。正攻法で税務調査リスクを抑える相続税申告を強みとし、相談者一人ひとりに寄り添った支援に定評がある。現在は税理士向けに「相続特化事務所マスター講座」を開講し、実務と教育の両面で活動している。

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