相続セミナーから個別相談につなげる導線設計|セミナー後にどう受任するか

相続セミナーは集客に有効ですが、「やりっぱなし」では受任につながりません。セミナーの目的は、知識提供ではなく個別相談への導線です。私もセミナー後の導線を設計してから、受任率が変わりました。

結論:セミナーは「個別相談への導線」として設計する

受任につながるセミナーは、次の流れで設計します。
1. 不安を顕在化させる:相続の「自分ごと」の不安に気づいてもらう
2. 個別性を示す:「あなたの場合は個別に見る必要がある」と伝える
3. 次の一歩を用意する:その場で個別相談に申し込める導線を置く
知識を全部渡すのではなく、「個別に相談したい」と思ってもらう設計が鍵です。

なぜセミナーが受任につながらないのか
・知識提供で終わる:満足して帰り、相談に進まない
・個別性を示さない:「自分は大丈夫」と思わせてしまう
・次の一歩がない:その場で申し込めない

具体的な進め方

① 不安を自分ごとにする
事例を通じて、参加者が「自分の場合は?」と考える構成にします。
② 個別相談の価値を示す
相続は個別性が高く、個別相談が必要だと自然に伝えます。
③ その場で申し込める導線を置く
セミナー後すぐ、個別相談に申し込める導線を用意します。
(→ 子記事「相続相談を契約につなげる初回面談の進め方」へ)
④ フォローする
申し込まなかった人にも、後日フォローできる接点を残します。

よくある失敗例

・全部教えて満足させる:相談に進まない
・個別性を示さない:自分ごとにならない
・導線がない:その場で動けない

事務所で実践するためのチェックリスト

□ 参加者が自分ごとにする構成になっている
□ 個別相談の価値を示している
□ その場で申し込める導線がある
□ 申し込まなかった人へのフォロー接点がある
□ セミナー → 個別相談 → 受任の流れがつながっている

体系的に学びたい先生へ

セミナーは、導線設計で受任率が大きく変わります。相続特化事務所マスター講座では、セミナーから個別相談・受任までの導線を、現物とともに体系立てて学べるようにしています。

よくある質問(FAQ)

セミナーで全部教えてはダメですか?

知識を全部渡すと満足して帰ります。

個別に相談したいと思ってもらう設計が必要です。

個別相談に何人つながれば成功ですか?

参加者のうち一定割合が個別相談に進めば十分です。

導線次第で割合は上げられます。

小規模なセミナーでも効果はありますか?

あります。

少人数のほうが個別性を示しやすく、相談につながりやすい面もあります。

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この記事を書いた講師
税理士 中垣健

中垣健税理士事務所 所長

中垣 健 なかがき けん

株式会社未来経営 代表

愛知県岡崎市生まれ。明治大学商学部卒業後、税理士・行政書士として2008年に開業。中小企業の経営支援から税務全般、事業承継、相続・贈与対策まで幅広く対応してきた。正攻法で税務調査リスクを抑える相続税申告を強みとし、相談者一人ひとりに寄り添った支援に定評がある。現在は税理士向けに「相続特化事務所マスター講座」を開講し、実務と教育の両面で活動している。

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